避難訓練(火災)

2月28日午後、避難訓練を行いました。今回は火災、作業室のコンセントが過熱して出火の想定です。

訓練の様子

避難声掛け

利用者さんの一人が発見し、職員や他の利用者さんに呼びかけてもらいます。

昼休み中、職員が別室にいると仮定し、開始は利用者さんが主になって対処する訓練としました。

初期消火の様子

初期消火によって解決できたとするシナリオです。

今後、利用者さんにも、初期消火を訓練してもらうと良いな、と感じました。

避難中1

みなさん、姿勢を低くして、口元や頭部に気を使って逃げられましたね。

避難中2

作業中故に、通路が狭いのは課題です…。

集合・点呼

無事、全員逃げられました。

参考:総評用資料

避難することができなくなった場合の注意事項

①煙が進入しないよう、ドアなどのすき間に衣類等を詰め、目張りをし、救助を待ちましょう。

窓等から目につきやすい物を振って、助けを求めましょう。

③あらゆる方法で、周りの人に逃げ遅れたことを知らせましょう。

④落ち着いた行動や判断をし、不用意に飛び降りたりしないで下さい。

煙の特性

①煙の広がる速さは水平方向で0.2~0.5m毎秒
 (最大1.8km/h:歩くよりも遅い)

②垂直方向では3~5m毎秒、垂直方向の速さは人が移動するよりも早い
 (最大18km/h:自転車で頑張って漕いでいるくらいに速い)

煙の速さの画像

タコ足も注意だけどトラッキングも油断するなかれ

今回の想定はタコ足配線。

しかし、タコ足配線がたちまち問題になるわけではありません。

タコ足配線で、接続した多くの電気機器を同時に使うことが危険。

なぜなら、電気容量をオーバーしやすくなるから。

トラッキング現象

タコ足配線による過熱からの発火よりも、トラッキングの方が油断ならない、かと。

時々は、普段掃除をしてない所のホコリを払うようにしましょう。

トラッキング現象の原因と火災発生のメカニズムについて

トラッキング現象とは?火災発生の原因と防止するための対策方法 | 株式会社マツシマメジャテック/Matsushima Measure Teach

①電源プラグとコンセントの間が緩み隙間ができる。
②すき間に埃が溜まる。
③埃は空気中の湿気で電気を通しやすい状態に変化。
④電源プラグの電極が蓄積した埃に触れて放電が起こり発熱。
⑤これが繰り返されると埃は炭化し完全な導電帯となり、突然電極間がショート(短絡)し発火。

※炭化…エンピツの芯のようになり、電気が流れる

普段からケアしていれば安心だけど、油断すると…は心も同じ

トラッキングは、普段からホコリを払っていると大事にはいたらない、とわかりました。

これを抽象化して、ヒトの心に具体化すると

普段、ささいな事だと思って自身の心を無視していると、そのうちで炎上しかねません。

なにかマイナス=ネガティブなことを感じたり、してしまったり したときは

ただ「ああ、今自分は~と感じたんだなぁ」

「失敗してしまったなぁ」と受け入れた上で

可能であれば、次からできる対策や予防を考えましょう。

もし、それが主に感情面からくるものであれば、人間なのだから

自身を「そんな私ってカワイイ」と思うようにすると良いかもしれません。

自身の心をネガティブもポジティブも受け入れて、メンテナンスしていきましょう。

参考・引用

大阪市:火災における避難方法 (…>防災>災害が起きたら)

火災原因のランキング2023年版:最も一般的な原因と対策|二酸化炭素消火具「消棒シリーズ」商品サイト

「自己受容」をむりくりコンパクトにまとめました。 | 聴きますサロン

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