読書支援グッズをつくりたい!
新たな商品を作りたい!
こんにちは。利用者のオレンジです。障害者作品展も終わり、クイズゲームやレターセットのアップデートも行いながら新製品を作ろう!と意気込んでいる私。さっそく企画と試作作業に取り組むことにしました。
障がいを持つ私だからこそできるグッズとはなんだろう?と考えたとき、本を読んだりするときに困ることを考えてみました。
というのも、私が学校に通っていた頃、音読や読書が苦手な子がいたことを思い出したのです。私は読書しかすることがなかったときだったので、その子が本や教科書を読むためのサポートなんかをしていた覚えがあります。
タイポスコープとは?
何か、本を読むことに困らなくなるグッズはないか?とネットで調べたところ、「タイポスコープ」なる読書支援機器を発見しました。読み飛ばしを軽減したり、目線がずれて本が読みづらくなることを防ぐ効果があると知りました。本来は黒色のタイポスコープが最適なようです。
引用サイト
ノバルティスヘルスケア |文字の読み書きを便利に【タイポスコープの活用】
https://www.healthcare.novartis.co.jp/moumaku/kareiouhan/patient/live/idea01
もっと使う人の心を明るくしたい!
しかし、私は読書支援機器としてだけでなく、文房具としてポップにできないかと思いました。
ひとまず、未来ドアにある材料を使って、似たものが作れないかチャレンジしてみることに。
試作として、こんな感じのものができました。
材料:
- プラスチック板(お弁当容器のフタ)
- 和紙(雲竜紙、余り物)
- 両面テープ
上記を貼り合わせた簡単なものですが、黒1色よりはデザイン性があるほか、自分にあった色を選べるようにできれば、単なる読書支援機器としてでなく使いやすい文房具にレベルアップするのではないかと思っています。
(ロービジョンなどの視覚障害を持つ方が利用できるかどうかは現状考えていないので、後々考える必要が出てきそうです。)
今後の課題
きれいに和紙を貼ったり、リバーシブルにした方がいいといった意見があった他、個人的には持ち手がほしいと思ったりしています。
本離れが進んでいるようですが、活字に触れる機会を増やせたらいいなと思います。
おまけ
本記事のように、タイポスコープを自作してみたい方はどうぞ。
未来ドアで使っている和紙ではないですが、貼り絵用とあるのでカットできると思います。
価格:792円 |